Ver3.01のご紹介

最終更新日時 2002年 09月 02日


  ★最新の情報(Ver3.010.031)は最下部に記載されています。

<< Ver3.01.010では以下の項目が追加されました。 >>

追加機能一覧

◆ 文字:
1.文字フォントに第2水準までの漢字、記号を追加しました。

◆ レベル表:
1. 表示層の登録数を8から14へ増設しました。
   また、各登録番号に名称設定を可能にしました。
2. レベル単位のデータロックを追加しました。
   ロック指定されたレベルのライン、塗り込み、文字データはロックを解除するまで移動、削除できません。
   (変更機能でデータ情報の確認は可能です)

◆ 部品(部品配置リスト):
1. データロックを追加しました。
   ロック指定された部品はロックを解除するまで移動、削除できません。
   ロックの指定や解除は配置部品リスト(作業画面右下の C ボタン)か[編集―変更―部品]で行います。

◆ 図形VIA(編集―ロック):
1. データロックを追加しました。
   ロック指定された図形VIAはロックを解除するまで移動、削除できません。
   ロックの指定や解除は[編集―ロック]か[編集―変更−図形VIA]で行います。

◆ メニュー:
1. アクティブグリッド選択に逆回転のボタンを追加しました。
   従来のボタン(グリッド名が表示されているボタン)の右横にある ↑ ボタンをクリックするとグリッド名の
   ボタンとは逆方向に選択が可能です。

◆ VIA表:
1. VIAレイヤー名を変更可能にしました。
  作業中に仕様変更で層数を増やした場合などはVIAレイヤーが追加発生しますが、それらのVIAレイヤー名を
  デフォルトから変更可能にしました。
   注: VIAレイヤーとはレベル表の[レイヤー番号]と[用途]の設定に応じて自動発生するVIA用のレイヤー
      情報です。レベル表とは異なりますのでご注意下さい。

◆ 円弧データの表示:
1. 円弧データの表示化けに対応しました。
   半径が大きい円弧のライン、塗り込みが表示倍率により表示化けする症状に対応しました。
   同時に半径が大きい円弧を含む塗り込みの表示速度を向上しました。

◆ 編集−移動:
1.移動後もキャッチしたデータを保持して、連続で移動可能にしました。

◆ 部品―アサイン編集:
1. アサイン名が数字で始まる部品の更新を可能にしました。
2. 削除で削除後のアサイン名が重複する場合、重複する部品のみ処理をキャンセルして、その他は処理を
  続行するようにしました。

◆ GB作成:
1. パラメータダイアログのレイアウトを変更しました。
  各ボタンの機能に変更はありません。
2. VIA表で種別が[ダミーVIA]のピンはDコードが設定されていても出力しないように変更しました。
  該当するデータが発見された場合はワーニング表示されます。
  同VIA番号でも単体VIA(図形、信号)は出力されます。
3. 処理終了後に表示するダイアログと処理中にエラーやワーニングが検出された時に表示するダイアログの
   メッセージやサマリーファイルの記述を追加変更しました。
  ・終了後のメッセージにサマリーファイル名を追加表示しました。
  ・「正常終了しましたが要確認データを発見しました・・・」と表示された場合はダミーVIAやDコード未設定の
   データ等が発見された場合です。それらのデータはあえて出力していない場合も考慮して正常終了扱いと
   しています。
  ・サマリーファイルに記述するワーニングについて基準サイズ番号の他、ライン番号やVIA番号も追加しました。
 
◆ HP作成:
1. パラメータダイアログのレイアウトを変更しました。
  各ボタンの機能に変更はありません。
2. 特定文字列の文字データをVIAとして出力するようにしました。
   )10( など逆括弧にVIA番号を挟んだ文字列を文字配置すると、HP作成では文字の代わりにVIAとして出力
   します。プロット図に描画するアパチャ−一覧など、ガーバーには出力したくない場合に利用します。
3. DK―ΣのPCBを読み込んだ場合を考慮して、ペン番号一覧の基準サイズ番号表示で129番以降を"Σ1"、
   "Σ2"と変換して表示するモードを追加しました。
   注: 出力結果に違いはありません。
4. 処理終了後に表示するダイアログと処理中にエラーやワーニングが検出された時に表示するダイアログの
   メッセージやサマリーファイルの記述を追加変更しました。
  ・終了後のメッセージにサマリーファイル名を追加表示しました。
  ・「正常終了しましたが要確認データを発見しました・・・」と表示された場合は
   ダミーVIAやペン番号未設定のデータ等が発見された場合です。
   それらのデータはあえて出力していない場合も考慮して正常終了扱いとしています。
  ・サマリーファイルに記述するワーニングについて基準サイズ番号の他、ライン 番号やVIA番号も追加しました。
  ・Dコード未設定(ペン番号は設定有り)のデータをワーニング表示するようにしました。
 
◆ PCB読み込み:
1. DK−ΣのPCBデータ読み込み時にテンプレート選択を追加しました。
   通常は"シグマpcb.mtp"を選択して下さい。
2.. テンプレート"シグマpcb.mtp"の塗り込み構成図形数上限を255から2047に変更しました。
   これにより、PCBデータを読み込んだ場合でも自動ボイドで作成可能な塗り込み構成図形数の上限が
   MAGICのMPWデータと同じになります。

◆ 圧縮:
1. 信号線データの圧縮率を向上しました。
   これにより、旧バージョンで作成した信号線データのMPWも本バージョンで圧縮後に上書き登録すると、
   以前よりサイズが小さくなることがあります。

◆ プロットアウト:
1. FTP転送(PCとプロッタをLAN接続)に対応しました。
2. 出力ファイル選択時の改ページ自動追加をオン/オフ切り替え可能にしました。


<< Ver3.01.011では以下の項目が追加、修正されました。 >>
追加修正機能一覧

◆ 文字:
1.DK―狽ナ配置した記号文字に対応しました。
  以下の記号文字を読み込むことができます。
   [×、÷、±、≠、〜、μ、φ、煤AΩ、℃]
 (乗数や寸法誤差の文字は読み込めません)

◆ 円弧表示:
1. 真円データが半径再や表示倍率により表示されなくなる場合があり、修正しました。

◆ DRC
1. ネット比較有りのDRCでエラーがなくてもラッツ削除されない場合があり、修正しました。


<< Ver3.01.016 では以下の項目が追加、修正されました。 >>
2002年  01月 11日更新


追加修正機能一覧

◆ 寸法線:
1.距離数値の文字データが配置されない場合があり修正しました。

◆ 円弧:
1. 円弧データの[半径]最大入力値を従来の600ミリから1500ミリにしました。
  [円弧2P]は2000ミリにしました。

◆ チャイルド:
1. チャイルド登録時に、塗り込みの構成図形数によってアプリケーションエラーが発生する場合があり修正しました。

◆ 部品移動
1. 既存のラッツ層を削除して、別レベルへラッツ層を設定するとラッツ最適化できない場合があり修正しました。

◆ DRC
1. 塗り込みの内部ハッチングも含めてチェックするハッチングモードを追加しました。
   このモードをオンにすると塗り込みに関してより詳細にチェックすることができますが、従来と比較して処理時間が
   かかります。

◆ GB作成
1. レベルファイルの読込みで、VIA出力レベルが正しく読み込まれない場合があり修正しました。

◆ GBイン
1. Dコード交換でクローズコードが未指定の場合に対応しました。

◆ テーパー
1. DK−ΣのPCBファイルを読み込んだ場合、テーパー形状が異なって読み込まれる場合があり修正しました。
  しかし、MAGICではPCBファイルのテーパーを再発生して読み込むため、ケースによっては若干ですが形状の
  異なる場合もあります。

◆ 文字リスト出力
1. 15文字の文字データが含まれると出力できない場合があり修正しました。

◆ 文字入力
1. 16文字まで入力可能になっていたので、15文字までに修正しました。
   MAGICで利用可能な文字列長は15文字までの仕様となっています。


<< Ver3.01.020 では以下の項目が追加、修正されました。 >>
2002年  02月 15日更新


追加修正機能一覧


◆ ワークファイル(WPS)設定
   ワークファイルの最大容量を512MB(従来は130MB)にアップしました。
  デフォルトの使用サイズ設定は128MBとなっています。
  それ以上の容量を利用する場合はMAGIC起動前に下記の手順で設定変更します。
  変更後、以降のMAGIC起動はその容量で行われますので、毎回変更する必要はありません。

  <最大容量の設定変更は以下の手順で行います>
   ワークファイルを削除するので、ワークデータが必要な場合はMPW登録後に行って下さい。

   1. 「\magic\bin\dkmagic.wps」、「\magic\bin\dktemp.wps」の2ファイルを削除します。
     注: 「\magic\bin\dktemp.wps」は存在しない場合もあります。
        その場合は 「\magic\bin\dkmagic.wps」のみ削除して下さい。

   2. 「\magic\bin\magic.ini」 をエディタで開きます。

   3. magic.ini内の「 %wpssize:xxx 」にあるxxxの数値を変更後の最大容量(MB)に変更後、
      ファイルを上書きします。
      例: 最大容量128MBの設定を256MBに変更する場合
          %wpssize:128  →  %wpssize:256

   4.MAGICを起動して「PCBファイルを選択する」で何かしらのMPWを選択します。

   5.MPW読込み後、[PCB情報]で「ワークファイル(WPS)」の全容量が変更後のサイズになって
     いる事を確認します。

   作業中のMPWがどのくらいワークファイルを利用しているかは[PCB情報]で確認できます。
   使用量が全容量の約2/3以上になりましたら、圧縮してください。
   それでも、使用量が変らない場合は作業を一時中止してMPW登録後、上記手順で設定を変更してください。
   ネット更新、ネットイン、合成、DRCなどでは一時的に大量のワークファイルを利用する為、もしワークファイル
   の設定容量を 越えてしまうと処理ができなくなります。
   従いまして、それらの機能を実行する前は使用量を確認する事をお勧めします。

   なお、最大容量の設定をアップするとMAGICの使用するハードディスク領域が増えますので、MAGICの
   システムが入っているドライブのハードディスク残り容量にご注意下さい。
   ドリルデータ作成時は同様のワークファイルがもう1個作成されますので設定した ”設定した最大容量×2”
   だけ必要です。

◆ 寸法線:
1.配置する文字位置が指定とは異なる位置に配置される場合があり修正しました。

◆ 交点作成:
1. 円弧データが重複配置されている状態で実行すると正常な交点が作成されない場合があり修正しました。

◆ 塗り込み:
1. 塗り込みデータの端点が図形線などでキャッチできない場合があり修正しました。

2. [アナログ→オフセット]で作成したアウトラインの円弧部分が前後に接続しているラインとの接続誤差により
   塗り込み化できない場合があり修正しました。

◆ 文字
1. 丸形状のアパチャーを利用した文字が角形状で表示される場合があり修正しました。

◆ 拡大表示<−>
1. エリア選択中は他のメニューを選択できないようにロックしました。
   アサイン指定や絶対、相対値指定など併用する機能は従来どおり利用可能です。

◆ スペクトラ I/O
1. Specctra Ver10から出力されるSPWファイルの読み込みに対応しました。

◆ GB作成
1. オフセットを設定した場合の塗り込みの微小円弧チェックを追加しました。


<< Ver3.01.024 では以下の項目が追加、修正されました。 >>
2002年  4月 24日更新


追加修正機能一覧

◆ 信号線メニュー:
1.信号編集の[図形線化]ボタン位置を一番下に移動しました。機能仕様に変更はありません。

◆ ポップアップメニュー:
1. [部品リスト]を追加しました。メニューの”C”ボタンと同じ機能です。

◆ 塗り込み:
1. [塗り込み化]でボイド指定できない形状がありましたので修正しました。

◆ ネットリスト編集:
1. ピンアサイン検索で該当するアサイン名を複数存在する場合、2個目以降が検索できなかったので修正しました。

2. 変更したネットのラッツ発生が信号線設定表の内容と異なる場合がありましたので修正しました。
   新規ネットの場合はダイアログで設定したラッツレベルとライン番号でラッツ発生します。

◆ ダイレクト編集:
1. [変更・交換]で同ネットのピンはキャッチできないようにしました。

2. ピンペア数が2ピン未満になってしまうケースでも[削除]を実行可能になっていたので修正しました。

3. [削除]でピンから論理ネットを削除すると、その部品が削除できなくなっていたので修正しました。

◆ 平行移動:
1. R付け解除後の信号線に対して複数指定できない場合があり修正しました。

◆ ピン名変更:
1. [編集−変更−PIN]でピン名を変更する場合、同じ部品内でピン名が重複しないようにチェックを追加しました。

◆ ピン配置:
1. 定義VIA化ONの場合、内層(ネガ)のランドが通常VIA(VIA表)のランドで表示されていたので定義VIA表に
   設定した”クリア”ランドを表示するように修正しました。

◆ 読み込みPCB:
1. シンボル指定で画面キーボードが閉じない場合がありましたので修正しました。

◆ DRC:
1. ハッチングチェックにおいて、部品データにピン番号が未設定な塗り込み、ラインデータが存在すると、それらの
  データ、または周辺データに対して不必要なエラー表示をする場合がありました。
  この場合、ハッチングチェックを正常に実行する事はできませんので処理をスキップするようにしました。
  なお、ハッチングチェックをしなかったデータが含まれる部品はDRC実行後、結果表示に表示されます。
  それらのデータについては[塗り込み−ハッチング表示]機能で目視によるチェックを行うか、または正常にチェック
  できるように部品を作り直して下さい。
  注:このようなデータはSMDピン機能を使用せずにピン作成したチャイルドに含まれています。SMDピン機能を
    利用して作成したピンの塗り込みやラインは正常にハッチングチェックすることができます。

◆ ガーバーイン:
1. ’%’で始まるフォーマット定義文がファイル内に存在すると正常に処理できなかったので、フォーマット定義文は
  スキップするように変更しました。

2.座標数値の先頭に’+’符号が付いていると正常に処理できなかったので対応しました。


<< Ver3.010.025では以下の項目が修正されました。 >>
2002年  5月 9日更新


追加修正機能一覧

◆ ピン名変更:
1.取り付け穴等、ピン名設定されていないピンが含まれる部品のピン名が変更できなかったので修正しました。

◆ DRC:
1. ネット比較有りのDRCを実行すると、データ内にACテーパーが存在した場合、「配線に円弧データが
   ありました」とワーニング表示されて図形線パターンの信号線化ができなかったので修正しました。

◆ シルク展開:
1.ロックされた部品はシルク展開の対象外となっていましたが、ロックに関係なく全部品のシルクデータを
  対象とするように変更しました。


<< Ver3.010.030では以下の項目が修正されました。 >>
2002年  8月 5日更新

追加修正機能一覧

◆ ネットリスト編集:
1.同じ部品内にピン名が重複している場合、一覧の表示も重複していたので1ピン分だけ表示するように変更しました。

2.新規ネット追加後に検索機能を使用すると、正常にネット更新できなかったので修正しました。
  新規ネットのアサインピンを2ピン以上指定しないと検索機能は利用できません。

◆ ダイレクト編集:
1.同じ部品内でピン名が重複しているピンは編集不可としました。
  このようなピンはネットリスト編集またはダイレクト更新で変更を行ってください。

◆ 編集−変更−PIN:
1.論理ネット情報を持つピンのピン名は変更できません。
  ネット編集機能でピンの論理ネット情報を削除したのちピン名変更してください。

2.変更後のピン名が同じ部品内に存在する場合、
  ピン名を変更したピンの論理ネット情報は未結線から同じピン名の論理ネット情報と同じになります。

◆ 部品−配置:
1. ピンがVIA表にランド未設定の場合、配置後の部品がキャッチできない場合があり修正しました。

◆ 部品−移動:
1.信号線付きの部品を回転移動すると、不要な接触エラーが表示されて移動できない場合があり修正しました。

2.部品選択直後に矢印キー(画面スクロール)を連打すると部品が原点に移動してしまう場合があり修正しました。

3.矩形指定でロックVIAも移動対象になっていたので修正しました。

◆ 部品−削除:
1.削除メニューから移動メニューへの切り替えが正常に移行できない場合があり修正しました。

◆ 信号線−C削除:
1.ランド内のコーナーが削除できなかったので修正しました。

◆ 信号線−メイクアップ:
1.表示オフのラッツを掴めない様に変更しました。

◆ 合成:
1.部品更新した部品を含むMPWを合成すると、異なるシンボルの部品名が同じになる場合があり修正しました。

◆ 層交換:
1.定義VIAの場合、移動元レベルのランドが更新されず残ってしまう場合があったので修正しました。

◆ 自動ボイド:
1.真円のボイドが隣接する場合、正常に処理できない場合があり修正しました。

2.テーパーラインが非対象指定データに対応していなかったので修正しました。

◆ DRC:
1.図形線配線でR付けしたMPWを信号線化するとR付け部分に化けが発生する場合あり修正しました。

2.1000ピン以上の部品で不要な断線エラーが表示されていたので修正しました。


<< Ver3.010.031では以下の項目が修正されました。 >>
2002年  9月 2日更新

magic.exe  [サイズ:約2914KB 日付:02/08/07]
dkmdll.dll   [サイズ:約1667KB 日付:02/08/08]
mgcdlg.dlg [サイズ:約1815KB 日付:02/08/06]

追加修正機能一覧

◆ 層交換:
1.表面実装ピンなど片側のみにしかランドが無いピンを層交換できないように修正しました。

◆ 部品−移動(単):
1.移動先指定中の部品名、アサイン名表示(作業画面下のテキストボックス)が消えていたので修正しました。

◆ 自動ボイド:
1.ライン重なり部分のボイド処理について対応できないケースがあり修正しました。



以上


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