Ver2.08Aのご紹介

最終更新日時 2000年 6月19日


Ver2.08Aでは以下の項目が追加されました。

追加機能一覧

◆ ネットイン:
1.実行中に処理続行不能なエラーを発見した場合、その原因をまとめてエラー表示するようにしました。
2.ネットファイル内に同名のネットが複数存在していたらワーニング表示するようにしました。
  ワーニングのみで処理は両ネットのアサインピンが同じネットとして取り込まれます。

◆ ウィンドウマップ:
1. 作業画面をウィンドウマップ内で指定したエリアに即時に切り替える「即」表示ボタンを追加しました。

◆ アサイン編集:
1.アサイン名無しの部品もカウントアップ更新処理可能にしました。
2.アサインの自動振り直し機能(アサインCCL)を追加しました。
3.頭文字が数字のアサイン名が配置されていても処理可能にしました。

◆ 信号配線
1.VIA削除: VIAを削除してもパターンが断線しない状態であれば削除可能にしました。
2.連続線: チェインしているラインのコーナーから配線する際、コーナーをクリックしたらアクティブレベルを、その配線のレベルに自動切換えするようにしました。また、その地点でダブルクリックするとVIAが発生して他レベルにも配線できるようにしました。
3.コーナー移動: コーナーをキャッチするエリアが図形線の同機能よりもシビアになっていたので図形線と同じにしました。VIA径内にあるコーナーを移動する時に表示していたワーニング表示をしないようにしました
4.コーナー追加: VIA径内へのコーナー追加を許可するようにしました。
5.レベル表: 配線中もレベル表を開けるようにしました。
6.ネットリスト更新: 処理の最適化と処理中のインジケータ表示を追加しました。

◆メイクアップのオートロック:
1.コンプリート後、リジェクトするとオートロック方向が切り替わるようにしました。

◆ 図形コーナー削除:
1.ピン、VIAの中心にあるコーナーは削除しないようにしました。

◆ 塗込
1.塗り込みオフセット: CAM出力やDRCで使用している塗り込みオフセットロジックを改良し、過去対応できなかった形状についても対応可能にしました。
2. 自動ボイド: 過去対応できなかった形状について対応しました。
3. 塗り込み編集: 削除のチェイン指定を追加しました。

◆ 更新
1. 文字更新: ラインNoと文字高の更新を個別で処理可能にしました。
2.ピン名更新: 従来はPCB読み込みなどで展開した部品形状を変更して再部品登録するときに
変更していないピンもBOXで囲んでピン名とピン番を再定義する必要がありましたが、変更したピンのみ定義すれば正常に更新できるようにしました。

◆ スペクトラアウト:
1.表面のみランドが設定されているVIA(ピン)もエラーとしないようにしました。従来は異常な
設定としてエラー処理対象となっていました。
2.貫通する異形状ピンの表面ランド形状を塗り込みなどで作成し、内層は通常のランド(VIA表設定)を使用した場合、内層のランド情報が省略されていたので、全て変換するようにしました。

◆ DRC:
1.取り付け穴などのホール種別がスルーホール以外のVIAは浮きパターンチェックの対象外にしました。

◆ 入力グリッド設定:
1.表示の補足として入力グリッドNo表示に表示グリッド名を追加しました

◆ PCB読込み:
1.ΣPCBデータを読み込んだ際、図形線データのネット番号やピン番号をクリアするようにしました。

◆ レベル表:
1.デフォルトの先頭表示行を従来のアクティブレベルからレベル1にしました。

◆ ドリルデータ作成:
1.穴あけ加工図へ描画する各ホールの形状をチャイルド登録する事により任意の形状で指定できるようにしました。
2.穴あけ加工図用MPWを作成する際、作成元の表情報を取り込むようにしました。これにより、ドリルデータ作成後にミルキーで穴あけ加工図用MPWのライン表やVIA表(ホール形状サイズ)を設定する必要な無くなります。また、従来行っていた穴あけ加工図用テンプレートの指定も必要無くなりましたので、廃止しました。
3.ツールシーケンス一覧にツールの自動割り当てを追加しました。ホール表にツール番号が未設定の場合、このボタンを押すことにより全ホールに対して、ツール番号が自動割り当てされます。

◆ ネット比較(CPNET):
従来のネット比較を大幅に変更しました。これによりプログラム名が変更になり、アイコンも変更されています。なお、処理後のサマリーファイル印刷について一部のプリンタや設定で正常に出力されないケースがあります。その場合はお手数ですが、サマリーファイルをワードパッド等のファイルエディタで開いて印刷するようお願いいたします。
1.無極性部品のネット比較に対応しました。
2.処理速度を高速化しました。
3.比較するネットのピンペア上限数をアップしました。
4.ピン名"−"に対応しました。

以上


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